<無人観測所>気象学者が私財投じて周辺整備 岡山・津山(毎日新聞)

 気象学者の近藤純正・東北大名誉教授(76)=神奈川県平塚市=が私財を投じて、岡山県津山市の無人測候所の周辺環境を整備する。樹木が成長して風が弱まり気温が高めに計測されるためで、伐採や用地取得に必要な500万円をふるさと納税制度を使い市に寄付した。住民も理解し、15日にも約20本が伐採される。測候所の無人化で障害物に気付くのが遅れかねない。データの質を劣化させない対策が求められそうだ。【江口一、西川拓】

 近藤さんは5年前から、無人測候所やアメダス観測点など100カ所以上を訪れた。その分析によると、津山市の無人測候所では90年以降、徐々に気温が上昇し、最近では周辺の観測点に比べ0.4度高い。周りの樹木が高さ10メートルまで成長し、風の流れを妨げたのが原因という。

 立ち木には住民が約40年前に植樹した桜もあった。近藤さんは07年から7度現地を訪れ「津山は内陸の貴重な観測点」と呼び掛け、住民や市の同意を取り付けた。

 測候所の無人化は国の合理化方針に基づき96年に始まった。96カ所あった測候所は09年度までに88カ所が無人化され、10年度も6カ所が予定されている。気象庁は「自動観測機器の性能は向上し観測値は問題ない。職員が巡回し、異常がないかを確かめている」と話す。

 だが、有人の測候所で実施されている桜の開花や初冠雪などの観測は機械化できない。九州大の伊藤久徳教授(気象学)は「異変は同じ対象を長期間観察して気付く」と懸念する。近藤さんも「地球温暖化現象を調べるには良質のデータが必要だ。都市化したり、周辺環境が変わった観測点が多い。無人化で変化に気付くのが遅れないようにしてほしい」と訴える。

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<窃盗>巨人選手が車上荒らし被害…容疑者逮捕 神奈川県警(毎日新聞)

 プロ野球・巨人の加治前竜一外野手(24)=東京都調布市=が車上荒らしに遭った事件で、神奈川県警座間署などは15日、住所不定、無職、徳本孝之被告(41)=覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴=を窃盗容疑で再逮捕した。盗まれたバットやグラブなどは1月29日に返され、加治前外野手は「キャンプに間に合ってよかった」などと感謝していたという。

 再逮捕容疑は1月22日午前5時ごろ、同県厚木市内のコインパーキングで、加治前外野手の車のガラスをハンマーで割り、トランクからゴルフバッグと、野球道具が入ったボストンバッグなど38点(計約30万円相当)を盗んだとしている。【吉住遊】

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<五輪フィギュア>小塚選手にエール…元五輪代表の父(毎日新聞)

 バンクーバー五輪フィギュアスケート男子は17日(日本時間)にショートプログラム(SP)が行われ、名古屋市出身の小塚崇彦選手(20)=トヨタ自動車=が、出場30人中22番目に登場する。自らも五輪に出場した父嗣彦(つぐひこ)さん(63)は「自分の力を出し切ってほしい」とエールを送る。

 ◇17日にSP…男子

 小塚家には3代にわたるフィギュアの系譜がある。小塚選手の祖父光彦さんは愛知県スケート連盟の創設に携わった。光彦さんから指導を受けた嗣彦さんも、全日本選手権3連覇や68年グルノーブル五輪出場などの実績を残した。

 光彦さんの指導は厳しく、競技をやめることさえ許されなかった。「だから反面教師なんです」と言う嗣彦さんは、父から続く道を強制しなかった。アイスホッケーやサッカー、ダンスなどに親しんだ小塚選手が自らフィギュアを選んだのは小学校高学年の時。ただし、知り合いだった佐藤信夫・久美子夫妻にコーチを頼んだ。「親子が師弟になることはない」。自分の経験による判断だった。

 「私の方が器用だが、崇彦の方が努力する。やめたいと言ったことがない」と嗣彦さん。06年世界ジュニア選手権、08年スケートアメリカで優勝するなど着実に成長した小塚選手は、昨年末の全日本選手権で3位に入り、五輪出場を決めた。

 早大3年時に五輪に出場した嗣彦さんは「参加することに意義がある、の言葉通り。競技のことはあまり覚えていない」と苦笑いをする。トヨタ自動車の社内留学制度で中京大に通う小塚選手も現在3年生。嗣彦さんは五輪を巡る不思議な縁も感じる。

 「最近は私のアドバイスに自分の考えを言うようになってきた」と、息子の成長を感じている。「出発前には風邪を引かない、おなかを壊さない、けがをしない、と伝えた。親としてはまずは万全の体調で自分の力を発揮してほしい」。先輩として、父親として小塚選手を見守る。【村社拓信】

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うつ病自殺、上司言動が一因と認める判決(読売新聞)

 「日本通運」大阪旅行支店(大阪市中央区)に勤務していた大橋均さん(当時56歳)がうつ病となり、自殺したのは退職強要が原因だったとして、妻ら遺族3人が同社に計約5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。

 田中敦裁判長は「自殺は予見できなかった」としたが、上司の言動がうつ病の一因になったことは認め、慰謝料約330万円の支払いを命じた。

 判決によると、大橋さんは2004年6月にC型肝炎で入院。翌月、うつ病になり、06年11月に自殺した。

 田中裁判長は、大橋さんの入院前後に、上司が「自分から身を引いたらどうか」などと発言したことについて、「精神面を含む健康管理上の安全配慮義務に違反する」と指摘した。

 日本通運広報部は「判決内容を検討して対応を決定する」としている。

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参院会派過半数でも連立重視=鳩山首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は9日夜、田村耕太郎参院議員の民主党入党について「ありがたいことで歓迎したい」と述べた。民主党と国民新党などで組む参院会派が事実上の過半数に達したことに関しては、「私どもは連立政権だから、社民党、国民新党とも今までと同じように協力関係の中で仕事をする。これは変わるはずもない」と連立の枠組みを重視する考えを強調した。 

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並行輸入業者もカバー配布=英ベビーカー事故(時事通信)

 英マクラーレン社製ベビーカーに子供が指を挟まれる事故が多発している問題で、経済産業省と消費者庁は5日、対応が遅れていた並行輸入品でも各社が事故防止カバーの無償配布を始めたと発表した。大手7社が並行輸入し、販売したのは計約10万台に上るといい、同庁などは顧客に購入元への連絡を呼び掛けた。
 同社のベビーカーの可動部に子供が指を挟まれる事故は、国内だけで計56件報告されている。正規輸入品以外は防止カバーが不足していたが、7社のうち5社が独自に代用カバーを作製、残る2社は純正カバーを配布する。これで並行輸入品の9割への対応のめどがたったという。 

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免許手放し、半年間で27人=認知機能検査きっかけ−警察庁(時事通信)

 認知症が疑われる高齢ドライバーを抽出するため昨年6月に始まった認知機能検査(講習予備検査)をきっかけとして、取り消しや返納、失効で運転免許を手放すことになった人は11月までの半年間に計27人に上ったことが4日、警察庁のまとめで分かった。
 検査は75歳以上の免許更新者が対象で、半年間に23万7823人が自動車教習所で受検。5770人が第1分類の「記憶力、判断力が低くなっている」と判定された。 

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